太らない食習慣を身につける!大人の適正ダイエット
四群点数法を身につけよう
「3+3+3+○」。この数式に、
バランスよく食事を摂るためのヒントが隠されています。


1日に必要な点数
ダイエットをする人は以下、年齢・性別の目安点数から第四群の点数を減らしましょう。
第一群 | 第二群 | 第三群 | 第四群 | 合計 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
年齢\性 | 男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 |
18〜29歳 | 3.5 | 3 | 4 | 3 | 3 | 3 | 20.5 | 14.5 | 31 | 23.5 |
30〜49歳 | 3.5 | 3 | 4 | 3 | 3 | 3 | 20.5 | 13.5 | 31 | 23.5 |
50〜69歳 | 3 | 3 | 3.5 | 3 | 3 | 3 | 18 | 13 | 27.5 | 22 |
70歳以上 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 12.3 | 8.8 | 21.3 | 17.8 |
※上記の表は身体活動レベルが普通の人の場合。目安としては、座位中心の仕事だが、職場内の移動や作業などがある。通勤、買い物、家事、軽いスポーツなどを日常行っている人。
バランスのよい献立作りに役立つ方式
女子栄養大学により確立された「四群点数法」は、食品の栄養に詳しくない人でも、栄養バランスのとれた食事が摂れる画期的な方法です。
食品一つひとつの栄養的な特徴を把握し、選んでいくのは大変なこと。そこで、四群点数法では、栄養素が似ている食品を4つのグループに分け、それぞれのグループから必要量を摂ることで、1日に必要な栄養素がほぼ確実に摂れるようになっています。
また、各食品のエネルギーを1点=80キロカロリーとしているので、簡単に摂取カロリーを算出できるのも特徴です。
「3+3+3+○」の数式は四群点数法の基本となるルール。○の部分には穀類や油脂などの「第四群」の点数が入ります。ダイエットをしている人は、この数字を少なくすることで、栄養バランスを保ちながらやせる食事が実現できます。


- ➊主菜
- 第二群の肉や魚、第一群の卵をメインにする。1日のバランスを考えると、1食当たり1点(80kcal)が目安。野菜と組み合わせた料理にしたい。
- ➋副菜
- 第三群の野菜や海藻を中心に組み立てる。できるだけ多種類の野菜を使用したい。野菜は1日に350g以上摂りたいところ。1食当たり150g以上を目標に。
- ➌主食
- 第四群の穀類やパン、麺など。1食当たり2点(160kcal)が目安で、これはご飯を茶碗に軽く1杯程度。パンや麺よりもお米のほうが腹持ちがよい。
- ➍汁物
- 第三群の野菜や海藻類をたっぷり入れて具だくさんに。野菜を食べる汁物にするのがおすすめ。

