アジと旬野菜のアクアパッツァ


青背の魚「アジ」は、不飽和脂肪酸(オメガ3)のEPAやDHAを多く含みます。EPAは血液、DHAは脳によい作用をもたらします。これらを効率よく摂るには、生食や煮汁ごといただける調理法がおすすめ。また、不飽和脂肪酸は酸化しやすいので、できるだけ鮮度のよいものを選び、抗酸化ビタミンを多く含む野菜と一緒に食べましょう。



エネルギー239kcal
タンパク質14.3g
脂質13.6g
炭水化物6.3g
塩分1.4g
- アジ
- 中2尾(300g)
- 塩
- 小さじ1/4~1/3
- こしょう
- 少々
- ズッキーニ
- 1/4本
- 黄パプリカ
- 1/4個
- ミニトマト
- 8個
- オリーブ油
- 大さじ1
- にんにく(包丁の腹でつぶす)
- 1片
- 水
- 100mℓ
- 白ワイン
- 100mℓ
- タイム※1
- 適量
- ブラックオリーブ(種抜き)
- 8個
※1 ローズマリーなどでも代用可能。
- アジはゼイゴ※2とうろこを取り除く。頭を落として※3内臓を取り除き、血合いをきれいに洗い流す。水気を拭き、両面に1~2カ所切り込みを入れて塩、こしょうを振り、10分程置く。出てきた水分を拭き取る。
- ズッキーニは1㎝の厚さの半月切りに、パプリカは乱切りにし、ミニトマトはヘタをとる。
- フライパンにオリーブ油とにんにくを入れ、弱火にかける。香りが立ったらにんにくを取り出し、1を尻尾を左向きにして入れ、両面をこんがりと焼く。
- 3にAと2、オリーブを入れ、スプーンで煮汁をかけながら10分程煮る。塩、こしょう(分量外)で味をととのえ、好みで仕上げにオリーブ油を回しかける。
※2 側線上にあるとげの部分。
※3 頭を落とさず使用する場合は、エラをきれいに取り除く。

管理栄養士
アボカド料理研究家
フードコーディネーター


東京農業大学卒業。在学中よりアボカドの研究を行う。輸入食材を扱う食料品店の販売スタッフ、カフェレストランでの調理などを経て独立。Web、紙面にてレシピ開発、コラム執筆を行う。著書に「アボカドがあればごちそうレシピ」(SBクリエイティブ)。
青背の魚「アジ」は、不飽和脂肪酸(オメガ3)のEPAやDHAを多く含みます。EPAは血液、DHAは脳によい作用をもたらします。これらを効率よく摂るには、生食や煮汁ごといただける調理法がおすすめ。また、不飽和脂肪酸は酸化しやすいので、できるだけ鮮度のよいものを選び、抗酸化ビタミンを多く含む野菜と一緒に食べましょう。